カジノの大人気ゲームであるブラックジャック。
人気がある理由は、その戦略性です。プレイヤーの戦略によって勝ち負けが大きく左右されます。
自分の力で勝利をつかみ取る、という感覚が味わえるゲームでもあります。
ブラックジャックには様々な戦術や、賭け方がありますが、基本的な戦略の1つに「カードは全て10だと思え」という考え方があります。
言葉だけを聞くと、かなり極端な考え方に聞こえるかもしれませんが、ブラックジャックのルールを知っていれば、この考え方には当然思い至るでしょう。
今回の記事では、何故ブラックジャックではカードをすべて10だと思う戦略が有効なのかという理由や、その考え方に基づいた戦略をお伝えします。
カードを全て10だと考える理由
ブラックジャックは、絵札が全て10としてカウントされます。
ということは、13種類のトランプの数字のうち、10、11、12、13という4種類が10だということです。
約30%という高確率で10が出ます。
そのほかの1から9については13分の1の確率。
つまり、約8%という低確率になります。
他の数字に比べて、10が出る可能性は3倍以上なのです。
そのため、オープンされているカード以外は全て10であると仮定して戦略を組み立てるのが最も高い確率で的中するのです。
ディーラーの伏せているカードを10だと予測する
プレイヤーに配られる2枚のカードはどちらもオープンされていますので、その数字ははっきりしています。
しかし、ディーラーに配られる2枚のカードは、1枚はオープンされており、もう1枚は伏せてある状態です。
この場合は、伏せてある1枚のカードを10だと予測して戦略を組み立てましょう。
例えば、手をオープンされている方のカードがAだった場合、伏せてあるカードを10だと予測すると、ブラックジャックになります。
つまり、現在のプレイヤーの手がブラックジャックでない限り、必ず負けます。
自分の手に自信がある場合はインシュアランス、自信がない場合はサレンダーという手があります。
逆に、オープンされているカードが6だった場合、伏せているカードが10だと予測すると、合計数は16となり、3枚目を比較する際にディーラーがバーストする可能性が高くなります。
この時は、自分がバーストする危険性を抑え、早めに勝負に出た方が良いでしょう。
自分の次に引くカードを10だと予測する
最初に配られた2枚のカードの合計が11以下だった場合、3枚目が10であれば、21となります。
しかし、12以上だった場合は、その数が増えれば増えるほど高確率でバーストします。
3枚目は10だと予測するのであれば、バーストです。
つまり、12以上の時は「ディーラーがバーストするか、しないか」という予測を立て、バーストすると考えるのであれば3枚目を引かないという安全策をとることができます。
まとめ
このように、伏せてあるカードや、次に引くカードを10だと予測することによって、やみくもにヒットやスタンドをするやり方に比べて高確率でディーラーに勝つことができるようになるのです。